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医師バイトネットで評判の２種類のアルバイトの区分け

医師バイトネットではアルバイトを２種類に分けて扱っている

通常、どこの医師求人サイトでも、勤務形態は常勤と非常勤に大別し、その非常勤の一種としてアルバイトが扱われています。しかし、医師バイトネットでは、その前提がアルバイトであるため、常勤は扱っておらず、その一方でアルバイトを

定期アルバイト
スポットアルバイト

の２種類に区分けしている点が大きな特徴です。

医師バイトネットでの２種類のアルバイト概要

定期アルバイトは、その名のとおり、火、木、土や土日、あるいは夜勤など曜日や時間帯を固定して勤務するものです。代表的な求人カテゴリーは、外来、病棟管理、往診・在宅、当直、日当直、検査、麻酔管理になっています。医師として働く日が決まっているため、安定した収入が得られ、かつ十分な休暇が取れるメリットがあります。子育て中の女医や、体調に不安を抱える医師に人気があるようです。

スポットアルバイトは、自分の空いた日だけ働くスタイルであり、非常に自由度が高いように思えるのですが、実際は希望する日に求人が無いことの方が多く、１日を無駄にする確率が高いようです。求人を出す側の病院にしてみれば、穴埋め的存在であるため、常勤医師に休暇を取らせてやりたい期間、つまりゴールデンウィークやクリスマスシーズンなど、誰もが休みたい日に仕事が入ってきます。ですので、どちらかと言うと常勤医師が副収入あるいは他の科目の経験を得るための働き方と見るべきでしょう。

医師バイトネットの地域的偏り

医師バイトネットを運営する株式会社パワードクターは福岡県福岡市に本社を置いており、他に拠点を持っていません。一部の誤ったサイトでは大阪に本社を置くシナプスという会社が運営しているとありますが、それは間違いです。

医師バイトネットのサイト自体は子会社形態で運用している株式会社KMCが運用しています。他の医師求人サイトで多く見受けられる看護師や薬剤師向けの求人サイト並列と異なり、医師一本に絞っています。このため、表面的には日本全国取り扱いとなっているものの、実際に調べた2017年1月のデータでは、四国、北陸、はゼロ、東北が７件、中国地方は１件、北海道と九州は４０件、関東甲信越が２９０件、関西は３６０件となっています。リアルの世界では、医師バイトネットは福岡にしか拠点が無いため、アドバイスを受けたり、面接への同行を考えると、九州の４０件（ほとんどが福岡）しか有意性は無いかと思われます。