メディカル・プリンシプルのメディゲート コンテンツに評判

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医師向け転職・求人サイト:メディゲートの運営会社は? 評判や特徴を知りたい!

・運営サイト:Medigate(メディゲート)

メディゲートの医師の転職と求人

・運営会社:株式会社メディカル・プリンシプル社
・設立年:1997年1月29日
・代表取締役:中村明
・所在地:〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-3-2内幸町東急ビル(本社・東京支社)
     〒541-0042 大阪市中央区今橋3-3-13ニッセイ淀屋橋イースト6F(大阪支社)
     他、北海道支社、東北支社、上信越支社、北関東支社、南関東支社、名古屋支社、
     京都支社、神戸支社、中国支社、四国支社、九州支社、南九州支社、沖縄オフィス
・電話:03-6858-6100(代表)/03-6858-6101(FAX)
・メールアドレス:info@medical-principle.co.jp
・本社所在地:東京都千代田区
・資本金:3億2,975万円

メディゲートの特徴

  • C&Rグループ傘下でコンテンツに強み
  • コンテンツ量豊富なサイト

メディゲートを運営するメディカル・プリンシプル社は、様々な分野の専門職支援事業を行うクリーク・アンド・リバー社グループ(以下、C&Rグループ)傘下の企業です。C&Rグループの傘下の他企業にはIT分野を担うリーディング・エッジ社、法曹分野のリーガル・エージェンシーなど多岐の専門職サポート事業を行う会社があります。C&Rグループ共通の理念を「専門職の方に仕事を紹介することで価値向上をはかり、その能力を通じて企業価値を創造することに貢献する」としており、メディカル・プリンシプル社は医療分野の専門職をサポートしているのです。

元々、メディカル・プリンシプル社は、医師のインタビュー記事などが有名な「DOCTOR’S MAGAZINE」を1999年から発刊していることでも有名です。そこから、医師向けの転職支援サイトである「民間医局」を始めとして、医学生・研修医向けの研修情報サイト「レジナビ」、看護師向け求人サイトの「ナースパートナーズ」などキャリア支援分野に手を広げ、医療分野の広い職種をカバーしているのです。同時に、各地方の支社を開設しており、営業収入も伸びていることから、成長に伴った規模拡大を続けていることが分かります。メディカル・プリンシプル社の営業収入は毎年2億円規模で成長しており、2018年度は36億円を超える見込みですが、自己資本比率を理想的とされる約80%で保っているあたり、堅実な経営基盤と言えるのです。

なお、同社の運営する「民間医局」は転職支援にフォーカスを絞って、エージェントを介したマッチングに注力していますが、メディゲートは求人情報を中心とした情報ポータルサイトの側面が強く、両者の役割は差別化されています。そのため、メディゲートでは、一般的な求人サイトよりも豊富な情報量を誇っています。「DOCTOR’S MAGAZINE」で掲載された記事の転載もあり、内容のレベルが高く、かつ見やすく完成度の高いコンテンツが揃っています。そのようなコンテンツのレベルの高さは他社サイトよりも勝っており、Webサイトのイメージについてのアンケートでも「役に立つ求人情報サイト」および「信頼できる求人情報サイト」で堂々の1位を取っています。
(2017年10月 NTTコム・オンライン・マージェティング・ソリューション株式会社調べ)

メディゲートを利用するにあたり、サイト上で気になる求人を見つけたら、エージェントを介さず、病院と直接コンタクトを取って見学や面接まで進めていく流れになっています。その際、ニックネームを利用した完全匿名で、病院と何度もコミュニケーションを取ることが可能です。

メディゲートの良いところ

  • 医師目線で求人の関連情報までを網羅した情報量
  • 全国の各地方の情報も詳しく掲載

メディゲートには、求人情報だけではなく、求人にかかる情報もしっかりと掲載されています。掲載されている情報で特徴的な点は、医師から発信されるコラムなど、医師目線の情報が多いことです。体験談や求人を募集している病院の院長の挨拶を見ていると、実際に自分も働きたいと思う方もいます。また、希望と違っていたとしても、今自分が働いている病院と違う世界を覗くだけでも参考になるのです。加えて、働き方の提案として「産業医の魅力」「医院継承のメリット・デメリット」、「精神保健指定医としての働き方」を紹介しています。求人特集も定期的に掲載しており、その時流に合わせた働き方や仕事の形を知りながら転職を進められます。
下記のコンテンツも、トップページからアクセスでき、内容も充実しています。

  • 医師の転職や診療に役立つコラムを集めた「医師ペディア」
  • 第一線で活躍する医師を実名で経歴と共に紹介する「先駆者-Precursor-」
  • 医療に関する常識を改めて問い直す「医療界 常識の非常識」
  • 各専門分野の医師が提言する「DOCTOR’S OPINION」

初めての転職の場合、自分が何をやりたいのか、希望そのものが定まっていない人も多くいます。周りに頼れる先輩や似た状況の人がいない場合、医師の体験談や医師目線の情報はとても参考になるのです。さらに、全国各所に支社がある強みを生かして、各地方の情報も丁寧に整備されています。

例えば、Iターン・Uターン求人の紹介の場合、その土地の特性を食べ物から教育、統計資料まで見やすく紹介してあります。
全国の地域統計、自治体広報、地域医療支援センターやドクターバンクを一覧で見られるページもあり、各地の情報にアクセスしやすくなっています。現実的に、その土地の食べ物や環境を事前に知らないまま、良い求人だからとUターン・Iターンする医師はほぼいません。家族を持っている場合はなおさらです。

そのようなところにも手を抜かず、説得力を持って各土地の魅力とともにUターン・Iターン求人を紹介してくれるので、見ていると選択肢の幅が広がります。他にも、各地方の法人・病院情報グループの紹介を兼ねた、グループ所属の医療機関の求人特集は、業務だけでなくその病院を囲む大枠の理念や背景も同時に知ることができます。自分で調べて納得する転職活動を進めたい方にとって、理解を高めるための情報が揃っているメディゲートはとても便利で利用しやすいサイトなのです。

メディゲートの欠点

  • 条件・給与交渉が難しい
  • 求人件数が少ない

メディゲートでは、医師自ら直接病院にコンタクトするため、給与や条件について自分で交渉しなければなりません。医師は、その土地の需給関係や診療科目によって給与相場が大きく変わります。そこに、役職や経験年数、忙しさを考慮すると適正な相場すら、素人には判断しにくくなっています。自分の希望する条件とのバランスを保ちながら、最適な条件へと交渉してくれるプロの存在がないと、せっかく良い職場となりえる病院を見つけても、入職後に、もっと給与面を交渉しておけば良かったなどと後悔するケースもあるのです。同様に、キャリア自体も人それぞれの特性や環境によるため、最適なキャリアプランと言うものは見つけにくく、計画をしても上手く行かないことが多くあります。
また、自分の思い込みが邪魔しているケースもあり、計画通りに進んだとしても、結果的に自分のやりたいことと違ってしまう場合もあるのです。そんな時、客観的に判断してくれる転職のプロがついていれば、自分だけでは今まで全く考えつかなかった道を提案してもらえることがあります。転職には不安がつきものですが、プロの目線や意見を頼らずに一人で進めると精神的にも負担が大きくなりがちです。

メディゲートでは、掲載されている求人数が少ないところも弱点です。検索すると、総求人件数231件となっていますが、一部、ドクターバンクの登録など検索に表示されるため、実質的な病院の求人件数はさらに少なくなっています。各コンテンツにまつわる求人も、それぞれ求人件数が2つ3つと、とても少ないのでメディゲートだけで転職を進めるには頼りないのです。色々なコンテンツを参考にして、自分のやりたいことや希望条件が見え始めたとしても、それに叶う選択肢が少なければ、良い転職につなげることは難しいと言えます。

まとめ:メディゲートのおすすめ度

・おすすめ度(5段階評価)・・・「3」★★★☆☆

自分で情報を色々調べたいと考えている方には、メディゲートは情報量の多さ・見やすさでとても利用しやすいサイトです。転職の範囲に留まらず、人生のキャリアを考える上で役に立つ情報も多いので、ついつい読み込んでしまう人も多くいるようです。そのように、自分のペースで転職を進めたいと考える方には、利用しやすい情報が揃っているメディゲートは登録をおすすめできるサイトです。しかし、求人数が非常に少ないので、希望に合った求人がすぐに見つかる可能性は低く、あったとしても比較することができません。さらに、エージェントを介さない直接のコンタクトとなるため、条件や給与の交渉は難しいと言えます。一人で行う転職活動は、想定外のことが起こったり、思い込みが仇となることも多々あります。

不安を抱えて転職を行うのを避けたいと考える方には、メディゲートは情報収集程度に利用するのをおすすめします。

<参考>日本医師会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja


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