医師向けサイト:MedPeerキャリアの運営会社は? 評判や特徴を知りたい!
運営サイト:MedPeerキャリア
・運営会社:メドピア株式会社
・設立年:2004年12月
・代表取締役:石見陽
・所在地:〒150-6017 東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー17階
・電話:03-6447-7961(代表)/03-6447-7962(FAX)
・本社所在地:東京都渋谷区
・資本金:5億1039万3千円
MedPeerキャリアの特徴
- 会員10万人の医師専用コミュニティサイト「MedPeer」運営会社
- 医師のキャリアを持つ創業者による「医師目線」の経営
MedPeerキャリアの運営企業のであるメドピアは、医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」を運営していることで有名です。
日本国内医師の3人に1人はMedPeer会員と算出されるほどの規模もさることながら、創業者の石見氏は医師と言う異色のキャリアの点でこれまでも度々注目されています。さらに、2014年には史上初の「現役医師兼経営者」として東証マザーズに上場しています。
MedPeerキャリアの前身は、石見氏は医師のかたわら医師向けの転職支援会社への一括登録サービスを行う会社を起業したところからとされています。現状の「MedPeer」のような医師向けSNSを開設した理由は、2006年に上場した大手SNSサービス「mixi」に触発され、医師専用の集合知を活かせるSNSを作ろうとしたことが発端となっています。現在は事業の幅をIT方面に大きく広げており、MedPeer会員で培ったナレッジを軸に、関連企業へのマーケティングおよび、医師向けイベントやオンライン健康相談サービス開発を行っています。
MedPeerキャリアのトップページでは、常勤と非常勤で分けて検索することができます。さらに詳細な検索条件として、救急対応や施設形態など複合的にチェックできます。掲載されているほぼ全ての求人は、外部の転職支援会社によるものとなっており、求人問い合わせの際には、求人を保有する転職支援会社に登録・連絡をする必要があります。なお、直接求人できるものも数件程度あります。
MedPeerキャリアの良いところ
- 一気通貫して検索できる
- Webサービス中心に使い勝手の良さ
一部の大手を除き、医師の転職支援会社は小規模の会社が多く、それぞれに方針や得意分野があります。自分の希望と、利用している転職会社の強みが違う場合、希望の求人を見つけることは難しく、情報収集も偏りがちです。さらに、転職初心者は、その転職支援会社がどのような強みを持っているのかすぐには見抜けず、無駄足を踏んでしまうこともあります。しかし、MedPeerキャリアでは26もの転職支援会社と提携しており、バリエーションに富んだ求人を一度に調べることができます。求人件数は、常勤が37,273件、非常勤が15,554件と多いのですが、量もさることながら多様な求人に期待できるのがMedPeerキャリアの強みなのです。希望の求人が見つかりやすいだけでなく、自分の希望する条件の求人が一般的に多いのかどうか等、広範囲の視野を持ちながら転職を進めやすくなります。
また、MedPeerキャリアの良い点は、Webサービスを強く意識している点です。医療従事者向けのサービスを一元的に使える「medパス」に登録すれば、MedPeerキャリアだけでなく、医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」や、運営と別会社となる株式会社アルトマークの医療情報サイト検索サービス「medy」など、複数のサービスを利用できます。インターネットで色々なサービスを使う上で、日常的に利用するサービスも、転職サービスも一元的に管理できることは、日々の使い勝手が格段に良くなります。
さらに、サイト自体も見やすく、操作性も優れたレスポンシブデザインになっています。レスポンシブデザインとは、MedPeerキャリアのサイトは、PCで全画面表示のブラウザで閲覧した際にはトップページに大きな画像が表示されていますが、ブラウザの表示幅を半分程度にすると、画像は非表示となり、代わりに検索項目と新着求人のみが見やすく表示される技術です。他にも、マイページ機能など利用しやすいサービスが充実しています。
そのように、MedPeerキャリアは、Web中心に多数のサービスを利用するユーザの使い勝手を考えて細かくサービス展開をしており、まずはWeb中心で転職活動を進めたいと考える方にとって、ストレスフリーで進められるのです。
MedPeerキャリアの欠点
- 提供サービスはプラットフォームのみ
- 転職支援会社との提携も改善の余地あり
前述の通り、MedPeerキャリアに掲載されている求人のほとんどは提携している転職支援会社が保有となっており、MedPeerキャリアはプラットフォームに徹しています。そのため、エージェントのサービス内容等は転職会社支援任せとなっており、サービスは一貫されていません。自分に合った転職支援会社を見つけた場合は、その会社と直接やり取りした方が、MedPeerキャリアを介するよりも、その人にとって合った求人を手に入れることができます。また、掲載情報に対するMedPeerの保証はなく、実際の募集内容と異なった場合も責任を問いにくくなっています。そのように、良い求人を見つけたのち、実際に求人に応募する段階になるとMedPeerキャリアのメリットは少ないと言えます。
なお、運営するメドピアの2017年9月期の売上高は前年比の約1.5倍となっており、転職支援会社がMedPeerキャリアを利用するたびに発生する利用料を収益源としていることが予想されます。提携している転職支援会社が26社なのに、一括登録できる転職支援会社は5社のみに留まっている理由には、転職支援会社が支払う利用料も関係していると考えられます。今後、一括登録できる会社数や提携している会社数を増やすことが、MedPeerキャリアの利便性を向上するカギと言えるのです。
まとめ:MedPeerキャリアのおすすめ度
・おすすめ度(5段階評価)・・・「3」★★★☆☆
MedPeerキャリアは、26社の転職支援会社と提携しており、各社保有の厳選された求人を一気通貫で検索できることが大きな強みです。各転職支援会社の比較や、最近の求人の傾向を知るなど、自分で手軽にできる情報収集としても、とても役に立ちます。さらに、他のWebサービスとも連携しており、Webを生活の中心に取り入れている方にとっては、その操作性なども含め、MedPeerキャリアはとても利用しやすいと言えます。
しかし、実際に面接に進んだりするには、その求人を保有する転職支援会社のサービス範囲となり、エージェントサービスなどは、その会社によって異なります。現実的には、良いと思った求人を見つけてから一発で問題なく入職することは少なく、担当エージェントによる自分に合った求人の紹介や交渉を経て、有用なアドバイスをもらうことで、希望に合った転職を成功させることができるのです。そのため、自分に合った転職支援会社を見つけた後は、MedPeerキャリアを利用するメリットが少なくなります。
転職活動をスタートさせたばかりの方など、自分に合った転職方法を見つける足がかりとして利用することをおすすめします。
<参考>日本医師会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja
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