比較項目の抽出良否が将来を決める成否の決定打

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成功と失敗を決定づける比較項目の抽出法

 

比較をする上では、自分の基準として比較した方が良いという意見が多いです。これは、価値観が千差万別であり、極端な比較例になると

  •  やりたいことができれば収入は気にしない
  •  収入が多ければ、仕事と割り切って他のことは問わない

といった両極端な価値観さえあるからです。

当然ですが、このような両極端な希望の場合、合う病院と会わない病院は全く違ってきます。

集まってきた比較情報だけでも

  •  年収をあげたかった
  •  時短や当直やオンコールを減らしたかった
  •  勤務地の変更を無くしたかった
  •  キャリアアップを図りたかった
  •  転科したかった
  •  開業の準備をしたかった

など、転職に対する価値観はバラバラで、当然比較として見る項目も違ってきます。もちろん「年収も上げたいけど、キャリアアップもしたい」と言ったように複数の比較項目で見る場合もあります。

比較項目について言うと、消去法の方が進めやすいです。自分が必要とする比較項目を考えるよりも、求人会社が持っているテンプレートから不要な比較項目を削除していくことにより、必要な比較項目と明らかにすることができます。

これとは反対に、希望する比較項目を選ぶという方法でピックアップすると、漏れが出る危険性があります。たとえば、「年収も上がったし、キャリアアップも進められているけど、繁忙すぎて体が持たない」などということが発生しかねません。コンサルタントの方も聞いた希望条件でプランを立てますから、ここで必要な比較項目が抜けていると、データ上は合っているものの、実態としては合わない病院への移動プランを立てることになってしまいます。

比較項目の設定の上では、求人会社のテンプレートから、ひとつひとつ本当に不要なのかを考えながら消去法で比較項目を絞っていく方法をお勧めします。

できれば3つに絞ることをお勧めします。多くても5つ以上にすることは避けるべきでしょう。選びとる方式だと、どうしても「あれも欲しい、これも欲しい」と、つい欲張りになって、気がつくと希望のてんこ盛りになってしまいます。まず、5つと決めて、不要なものから切り捨てていき、さらに2つを捨てて、3つに絞るというやり方がいいと思います。このようにすることによって、自分が本当に希望している内容がはっきりと浮き彫りになってきます。このプロセスは、あなたの好みによる部分ですので、コンサルタントにはわからない部分です。もちろんコンサルタントが助言はしてくれますが、取捨選択は1かゼロかを決めることですので、あなたが自分で決めるしかありません。あたりまえですが、あなたの希望は、あなたが決めるべきことであり、コンサルタントが決めることではありません。この点だけは勘違いしないことが重要です。必要なことと不要なことをきっちりと分けましょう。望んでもいないことに気を取られることが一番危険です。

<参考>日本医師会
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