医療分野で働きたい人必見! 知っておきたい転職事情・年収

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「医療の分野で転職を考えている」という人は少なくないでしょう。ですが、未経験の分野へのチャレンジ、得られる給与、ライフステージに合わせた働き方ができるか……など、転職に当たってはさまざまな悩みや心配がつきもの。そこで今回は、医療分野での転職について詳しく調査してみました。

医療業界への転職、どんな仕事がある?

あなたはすでに医療業界で働いている人ですか?それとも未経験だけれど、これから医療の世界に飛び込んでみたい……そんな考えをお持ちの人でしょうか。

いずれにせよ、医療に携わる職種とひと口に言ってもさまざまな仕事があります。「よく知っている」という方も、「あまり知らない」という人も、一度おさらいしておきましょう。

一般的にパッと思いつくのが医者・看護師。それと薬剤師などでしょうか。病院や薬局にいる、患者さんを診てくれる職に就いている人達ですね。その他にも歯科技師や歯科衛生士、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)もそうですし、臨床心理士やカウンセラーも医療分野に含まれます。

さらに、一般の人からは見えにくい部分にも医療の仕事はたくさんあります。製薬会社や医療機器を扱う会社の営業職(製薬会社の営業マンをMRと呼びます)、治験に関する専門職であるCRAなど……数えればキリがありません。

人の生死に深く関わる分野のため、国家資格を必要とする職種も少なくありません。が、中には有資格者でなくとも、また未経験からでもチャレンジできる職業も存在します。

不況に強い?医療業界の転職事情

「就職氷河期」なんて呼ばれた時代があるように、求人の数はその時々の社会情勢、ひいては景気に大きく左右されるものです。そんな中でも、医療業界は比較的不況に強いと言われています。それはなぜでしょうか。

答えは簡単で、不況であっても、社会にどんなことが起こっていたとしても、医療を必要とする人はいなくならないからです。医者にかかる人がゼロになることも、薬を必要とする人がゼロになることもありませんよね。

とは言え、医療業界にも競争はあります。規模の大きなところ、ユーザーに支持されているところは残り、そうでなければ淘汰されてしまう……これは、一般企業と変わりません。

ですので「医療に携わっていれば一生安泰」と安易に考えるのではなく、自分が勤務している企業がこの先生き残っていけるかどうか、自分のスキルを伸ばせる場所なのかどうか、そういったことはよく考えておかねばなりません。また、転職先を決めるときも重視すべきです。

職種ごとの平均年収をチェック!

転職を考える際、何をもっとも重視するかは人によってそれぞれです。なかでも、年収アップを望んで転職に踏み切る人は少なくないでしょう。

そこで、厚生労働省による「平成28年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、医療に携わる職種の年収がどれほどなのかを調べてみました。

算出方法は「現金支給額」に12を掛けたものに「年間賞与その他特別給与額」を足しています。ちなみに、企業の規模や男女比などについては考慮していません。

【医師】
現金給与額・・・955,000円
年間賞与その他特別給与額・・・937,000円
年収・・・およそ1,240万円

【歯科医師】
現金給与額・・・686,000円
年間賞与その他特別給与額・・・334,000円
年収・・・およそ857万円

【薬剤師】
現金給与額・・・364,000円
年間賞与その他特別給与額・・・787,000円
年収・・・およそ516万円

【看護師】
現金給与額・・・332,000円
年間賞与その他特別給与額・・・827,000円
年収・・・およそ481万円

【理学療法士、作業療法士】
現金給与額・・・281,000円
年間賞与その他特別給与額・・・701,000円
年収・・・およそ407万円

【歯科衛生士】
現金給与額・・・260,000円
年間賞与その他特別給与額・・・402,000円
年収・・・およそ352万円

上記はあくまでも平均額になるため、実際にはかなり開きがあるでしょう。

たとえばドラッグストアに勤める薬剤師の場合、役職によっては年収700万円を超えることもあるといいます。またMRなど営業職については成績によってかなりのインセンティブがつきますので、やり手の営業マンであれば700~800万円以上を稼ぐとも言われています。

未経験でもめざせる?

医療業界での転職というと、どうしても敷居が高いと感じるかもしれません。ですが意外にも、未経験からチャレンジすることも可能なのです。

たとえば治験の専門職であるCRAは経験者の数が不足しており、未経験であっても積極的に採用する傾向にあります。臨床開発業務の受託機関であるCROへのニーズの高まりとともに、経験の浅いCRAを教育するシステム、ノウハウが整ってきたということも背景にあります。

看護師や薬剤師の有資格者、MRや研究者としての経験を持つ人などがCROへ入社し、CRAとして活躍する場面が増えています。

また、これまでまったく医療とは関係のない業種で働いてきた、という人におすすめなのが営業職です。

近年、MRは経験者を採用する傾向が強くなってきており、薬に対する深い知識も要求されるなどむずかしい面がありますが、医療機器を扱う会社の営業であればまだまだ未経験者の入り込む余地があります。

たとえば「未経験から活躍できる医療機器営業」という求人情報を見てみると、国産医療機器メーカーであるアルケア株式会社(本社所在地:東京都墨田区錦糸1-2-1アルカセントラル19階、電話:03-5611-7800、代表取締役社長:鈴木輝重)では応募資格を「営業経験1年以上(業界経験不問)」とし、医療業界での経験よりも、学習意欲やコミュニケーション能力を重視するとしています。

このように、必ずしも医療業界で働いた経験がなくとも、それまでに培った営業スキルを活かして、新天地で活躍することも十分に可能です。

女性でも働きやすい医療の仕事はなに?

医療業界は、女性にも働きやすい職種が数多くあります。「医療=女性」というイメージで真っ先に連想するのは看護師ですが、結婚して子どもを産んだ後も看護師を続ける女性は多いですよね。

比較的規模の大きな病院であれば、24時間体制で子どもを預けることのできる託児所が用意されているところもあります。勤務先が病院なので、病児保育に対応してくれる場合も。

スキルや経験のある看護師はどこも人手不足ですから、病院側としてもできることなら手放したくはありません。残業や夜勤はむずかしい、子どもが小さいうちはパート勤務にしたいといった要望も通りやすいでしょう。

薬剤師であれば、調剤薬局のほかドラッグストアという選択肢もあります。

ドラッグストアでは病院で処方された薬の受け取り以外にも、日用品や化粧品、ちょっとした食料品まで買うことができます。病院帰りに買い物も同時に済ませることができるので、ユーザーにとっては非常に便利な施設といって良いでしょう。

こうした背景を受けて調剤薬局併設型のドラッグストアは増加傾向にありますし、今後も増え続けることが予想されます。

調剤薬局での勤務に比べると勤務時間が長い、土日休みが取りにくいといったデメリットがありますが、OTC医薬品の知識も増える、調剤薬局よりも平均年収が高めとメリットも多いです。

育児や介護のために長時間勤務はむずかしいという場合は調剤薬局、ガッツリ働きたいという場合はドラッグストアなど、ライフスタイルに合わせた働き方を自分で選ぶことができますよ。

ほかにも医療事務や調剤薬局事務といった、国家資格を必要としない職種は比較的未経験からでも転職しやすくなっています。「女性が働きやすい仕事」と謳っていることも多く、家庭と仕事の両立をはかりたい女性にはおすすめです。

意外と大変?医者が医局を離れるとき

専門医を取得するため、学位を取るため、最先端の技術に触れたいなど、医局に勤務する医者の気持ちはそれぞれ。基本的に医局の構造はピラミッド式で、上へ上へと登りつめることはそう容易ではありません。また、不本意な異動で飛ばされるといったことも頻繁に起こり得ます。

そのため医局で目的を達成した医者は、一定の年齢を過ぎると転職を考え始めます。具体的には、30代半ばから40代前半くらいの年齢層が多いです。

実際のところ、この年代であれば転職先にはそう困りません。充分に経験を積んで、スキルもあり、そして若い。こういった医者であれば、どこの病院でも欲しいと思うものです。
円満退局のすすめ
問題は、医局を辞めるとき。医療専門サイトm3.comによると、全体の70%ほどが円満に医局を退局した一方で、残りの30%ほどは「こじれてしまった」「その後の仕事に支障が出てしまった」などと答えています。

強引な引き止めにあった、教授が嫌がらせをしてきた、落ち着いて話すつもりが日頃の不満が爆発し、教授を怒らせてしまったという例もあります。退局時に何かしらの問題を起こしてしまうと、その後の医者としての人生に悪影響を及ぼすこともあり、非常に危険です。

そんなことにならないためにも、辞めることを伝えるときには冷静に、丁重にを心がけましょう。また辞めるときは「それなら仕方ない」と思ってもらえる理由を伝えるとカドが立たず、円満退局できる確率がアップします。

・結婚、出産のため(女性の場合)
・実家の手伝い・家業を継ぐため
・介護のため

こういった理由なら、引き止められるリスクも少なくて済みますよ。

「辞めます」と伝えるタイミング
伝えるタイミングとしては、医局を辞めた後の目処が立ってからが良いでしょう。

教授としては、医局員を辞めさせたくはありません。辞めさせないために「今よりも良い条件で働けるよう取り計らうよ」といったアメを持ち出してくることも……。

進路がはっきりしない状態で引き止めにあうと、決心が揺らいでしまう可能性があります。一度「辞める」と言ったのを撤回すると、次に辞めるのはもっと難しくなります。一度口に出したら絶対に引かない、それくらいの強い決意が必要です。
おわりに
医療分野での転職といっても、その職種も働き方もさまざまです。これまでに医療に携わってきた経験があるのかどうか、それによっても選択肢は変わってきます。

また医療とは直接関係がなくとも活かせるスキルがないかどうか、自分の中で棚卸しをしてみましょう。

いずれにせよ、医療の分野は決してなくならないもの。人材も充足しているとは言えない分野ですので、転職を希望する人にとっては新しいステージに挑戦しやすい環境が整っていると言えるでしょう。

どんな仕事に就くにしろ、医療は人の命、健康に深く関わる分野です。その大切な一点を心に留めておけば、きっと良い転職先に巡り会えるはずです。

 


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