内科医はあらゆる患者の入り口役
患者の「とりあえず」内科という選択
病院に来る患者の大半は、漠然と「体調が悪い」「熱が出た」「腹が痛い」「吐き気が止まらない」といったケースが多く、最初から呼吸器科や消化器科を訪れる患者は少数です。こういった患者がまず選択するのが内科であるため、内科は病状を診断し、それぞれの科に振り分けるゲートキーパー役も担っていることは、内科医であればだれでも感じるところでしょう。このため内科への転職を希望すると、ジェネラリストとして幅広い医療知識を持っていることが求められます。
転職者に求められる協調性とリーダーシップ
例えば、眼科の場合、自己完結型の診断と治療が多いため、他科との連携も少なく、転職者が多少一匹狼的な性格の持ち主あっても、転職先はそう大きな欠点とはとらえませんが、内科ではそうはいきません。血液検査をはじめとした検査部門との連携、消化器科や循環器科、アレルギー科、呼吸器科、心療内科、さまざまな科との連携が必要であるため、協調性に欠ける転職希望者は避けられる傾向があります。言い方を変えると転職希望者には医療知識だけでなく、コミュニケーション力が求められるわけです。
人脈の広さは転職での大きな加点要素
一般病院やクリニックへ転職すると、大学病院のように対応する科に院内で振り分けることができない疾病も数多く発生します。こういったとき、他病院のどこの誰に患者を振り分けるべきかということも判断しなくてはならず、人脈の広さがものを言います。転職においては、培ってきた人脈の広さのアピールは大きな加点要素と意識しておくと有利です。
広がる「総合診療科」と「総合内科」のネーミングが転職者に求める条件
これまで記載したように内科への転職では、ジェネラリスト性が求められており、患者の方も総合的に診断してくれる科を求めています。このため、最近では単に内科というのではなく、総合診療科や総合内科と掲示する病院が増えてきました。このように内科への転職では、「総合性」つまりジェネラリストとしての役割が病院側からも患者側からも強く求められていることを意識すべきでしょう。内科は一番数が多いものの採用ニーズが高いため転職先に困るということはほとんどありませんが、単に転職先が多いということと、好条件で転職ができることは違います。また「総合」という言葉には「いつでも」というニュアンスも含まれ始めています。つまり、病院によっては、オンコールや当直の対応可否も転職条件での有利不利に働く場合があります。ただ最近では優秀なジェネラリストの転職者獲得のために、当直は外部に委託し、できるだけ負担を軽くして、転職者が応募しやすい環境を整えている病院が増えてきましたので、詳細な事情や転職条件は個々の病院によって大きく異なるため、転職会社に好条件の転職案件を探してもらうことが一番確実でしょう。
<参考>日本医師会
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