医師向けサイト:DtoDコンシェルジュの運営会社は? 評判や特徴を知りたい!
- 運営サイト:DtoDコンシェルジュ
https://www.dtod.ne.jp/ - 運営会社:総合メディカル株式会社
- 設立年:1978年6月12日
- 代表取締役:坂本賢治
- 所在地:〒810-0001福岡県福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル16階(本社)
〒100-0004東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル28階(東京オフィス)
他、東日本支社、西日本支社、九州支社など721拠点(3支社、23支店、4営業所、1出張所、688調剤薬局、2院内売店) - 電話:092-713-7611(代表)
- 本社所在地:福岡県福岡市中央区
- 資本金:35億1,300万円
DtoDコンシェルジュの特徴
- 全国規模の薬局事業を中心とする東証一部上場会社
- 転職支援は、医業支援事業の一環
DtoDコンシェルジュを運営する総合メディカル株式会社は、東証一部に上場する大規模の企業です。DtoDコンシェルジュは、ホームページに掲載しているだけでグループ会社は30社と、全国に721拠点があります。主に地方で薬局を経営する会社をM&Aしたグループ会社が多くなっています。メイン事業は薬局事業で、年間売上の約75%を占めています。
DtoDコンシェルジュはサブ事業であり、医療関連の経営支援などを行う医業支援事業に含まれています。医業支援には医師の開業支援含む経営支援・コンサルティングや医療機器のリース、医療モールの賃貸などがあります。
総合メディカルはその名の通り、総合的に病院をインフラから支え、かつ調剤薬局や病院内の薬局を経営し、ネットワークを張っています。
そのように、DtoDコンシェルジュは、総合メディカルの作る医業支援の中の一環として、他事業のシナジーを活かす形で存在しています。医師向け以外の求人サイトでは、薬剤師向けに「転職ゴリ薬」、看護師向けに「ナースリサーチ」、その他医療従事者向けに「医療求人リサーチ」をグループ会社で運営しています。
さらに医学生・研修医向けにDtoDコンシェルジュと別ページで「DtoDレジデント」があります。大手情報サイトである日経メディカルと組んで若手医師向け情報サイトも運営しており、若手からキャリア層まで幅を広げてサポートしているのです。
DtoDコンシェルジュでは、トップページで常勤・非常勤・スポットと求人の種類別にタブが分かれています。それぞれのページから、地域、診療科目等を選んだ後、さらに条件を絞り込んで検索することができます。シンプルで使い勝手も問題なく、一覧でリストを表示することができます。なお、エージェントについては、顔写真付きのプロフィールをサイト上に掲載しています。
DtoDコンシェルジュの良いところ
- ネットワークを生かした多様な仕事の求人
- ライフサポート、コンテンツが充実
医業支援を行う運営会社と言うだけあり、常勤・非常勤(定期アルバイト)・スポット求人の並びに開業(新規・継承)とあります。
DtoDコンシェルジュは経営支援も行っているため、医院等の継承を意識した求人もあるのです。さらに、産業医の求人、製薬会社の求人はワンクリックで検索することができます。製薬会社の医師はメディカルドクターとも呼ばれ、医薬品の研究開発やデータ解析を行います。会社勤めのため、病院と違って宿直もなく勤務時間・休日が安定しているので人気ですが、一般的には求人数が少ないのです。7,000以上の医療機関と情報ネットワークを形成し、薬局事業も行う運営会社だからこそ、優先的にレアな求人をチェックすることができるのです。
また、DtoDコンシェルジュに登録して会員になると、便利なサービスを受けられるようになります。
- 福利厚生サービス
(企業共済専門会社である株式会社ベルスの運営するライフサポートを利用) - 野菜・果物宅配サービスの入会金無料
- 国内・海外の学会出張手配
- 旅行プラン案内 等
経営支援の一環とする福利厚生サービスをDtoDコンシェルジュ会員にも展開しているのですが、学会の出張手配など個人にとって便利なサービスが揃っています。
加えて、下記を一例とする33つものコンテンツを掲載しています。
- 遠隔診断アドバイスがもらえる「ヒポクラアプリ」(現在は皮膚科・眼科領域のみ)の案内
- 地域医療活性化プロジェクト【でくらす】
- 医学書新刊案内
- ドクター座談会、アンケート 等
息抜きのようなコラムから自己研鑽につながる内容まで、多様な利用者を意識した豊富なコンテンツとなっています。DtoDコンシェルジュを利用すると、付属するサポートやコンテンツは生活の手助けになったり、キャリアを考える機会を与えてくれます。現状への不満が多くて転職したい方にとっては、「どんな仕事やライフスタイルがいいのか」を改めて考えるきっかけとなりえるのです。
DtoDコンシェルジュの欠点
- DtoDコンシェルジュのビジネスモデル上、求人の取り揃えに疑問
- 転職支援事業は非メイン事業
DtoDコンシェルジュの運営会社である総合メディカルにおいて、転職支援事業は売上高の約0.6%です(2017年度3月期)。また、年々DtoDコンシェルジュ会員は増えていますが、仕事がマッチングした成約数は、常勤は昨年とほぼ横ばい、非常勤では減少しています。つまり、成約率は減少しているのです。
理由としては、DtoDコンシェルジュは他事業のシナジーを活かす範囲の活動にとどまるため、運営に注力されにくくなっているのです。他の多くの求人サイトのビジネスモデルは、サイトへ無料で求人を掲載し、医師が入職の際に病院から料金をもらう形となっています。
しかし、DtoDコンシェルジュは求人の掲載枠を月額1万円で広告として販売しています。経営コンサルを行っている会社への値引き等、他事業と組み合わせていることは予想されますが、総合メディカルと関係性の薄い病院は、求人を出しにくいと言えるのです。企業側としては、大きく投資することなく現状の事業を回せば求人を揃えられますが、うまみも比較的少ない転職支援事業へ、新たに注力する予定は現状ないようです。そのため、エージェントの手腕など専門的な対応に関しては、他の求人サイトに比べ、期待できにくいと言えるのです。
まとめ:DtoDコンシェルジュのおすすめ度
・おすすめ度(5段階評価)・・・「3」★★★☆☆
DtoDコンシェルジュは、運営会社が上場企業という事もあり、全体的に押さえるべきところをしっかりと押さえた運営となっています。ただし、DtoDコンシェルジュは他事業のシナジーを活かす位置づけの事業であるため、専門的な対応は望みにくいと言えます。そのため、年収アップや譲れない条件を持っていて、実現サポートをエージェントに期待したい方には物足りないと感じる可能性があります。しかしながら、レアな製薬会社の求人や産業医求人も取り揃えているあたりは総合メディカルの運営ならではといったところです。
DtoDコンシェルジュは、キャリアプランに関するコンテンツも充実しているため、今後のキャリアを見直したい・今までと違う仕事をしてみたいと考える医師には、利用をおすすめしたいサイトとなっています。
<参考>日本医師会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja
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